今までの経歴(結構昔から)。

 ほんとのほんと、最初の病気発覚のお話。

 もう記憶もなくなってきてるくらい昔なのですが・・・・(^^;

 学生生活を終えて地元の牛乳販売店に就職し少し経ったころ、右の二の腕になにかシコリが触れるなぁという感じがあったんです。

 でもって、それが神経に当たるのかなんなのか、時々「ツキンッ」ってすることがあって、次第に表から少し「ポコッ」と腫れてるのがわかるように。

 でも、体調が悪い~ とか、熱がある~ とか、皆無。

 まぁ、それでも家のそばの町のお医者さん(なぜか先生と仲良くて、ご飯とか一緒にいってご馳走になったりする仲でした)に、なんとなーく話したら、多分リンパ節が腫れてるから、

 念のため切開して組織生検する?

的な、かるーい乗りで採ったわけですよ。

 

 後日、結構悪い結果と電話があって、会社早退して病院いくと、大まかに言って悪性リンパ腫とのこと。

 もう頭ま~っしろ。

 

 ただ、ここから自分でも振り返って思うんですが、結構病院や先生や看護師さんにずーっと今までの入院まで恵まれまくってます。

 まず、この町のお医者さんって、な~んかざっくり書いてますが、なんと東京都知事だった青島幸雄さんが治療された日大板橋病院出身の先生。

 そこで、出身病院を紹介することもできると選択肢をくれたんですが、この先生ここがすごいところで、自分の出た病院をごり押しすることなく。

 

「自分なら、築地の国立がんセンター中央病院を紹介したいかもしれない」

 

「血液のがんって、固形がんと違って海外からどんどん治療法が研究されて、日本でも血球が進んでる。だからその最先端をしっかりつかんでる病院で治療ができるなら、そのほうが良いと思う。」

 

 本当に先生のこの話は今でも、忘れられないし再発を繰り返して、今結構崖っぷち~みたいな状況でも、あれから20年以上生きてるのは、この選択肢を第一選択に推してくれたS先生のおかげだと思ってます。

 

 そしてがんセンターにて、組織染色異常などの細かいタイプを調べたところ、リンパ芽急性リンパ腫という病名に落ち着き、最初の入院と化学療法となりました。

 これが入退院を反復しながら8か月くらいと、通院治療で完全寛解に至ったのですが、後々1年半くらいで再発となるんです。

 

 まぁ、仕方がないよね。

 こればっかりは。